






ウクレレと言えばカマカ、マーチンなどのブランドが有名であるが、
最近注目を浴びているのが「Ko ALOHA UKULELE(コアロハウクレレ)」
である。
またウクレレはポルトガルの移民が持ち込んだ「ブルギーニャ」であることは
誰でも知っているが、その精神を一番大切にしているのもこのメーカーである。
1995年よりウクレレの製作を本格的に始めたハワイのウクレレメーカー
「 Ko'ALOHA 」(コアロハ)。歴史こそまだ浅いものの、多くのアーティストに愛用され、
その人気は世界中に広まりつつある。
シンプルなデザインの裏には様々な工夫が施されている。サウンドホールを覗く
と見える「ユニブレース」はボディの強度を高めるだけでなく、音質面での向上にも
繋がっていますし、ネックのヒール部は演奏面での考慮から独特の形となっている。
同様にボディ全体の角も丸みを持たせ、演奏者にストレスを与えないと言うのが
セーリングポイントだ!
その他にも指板の両サイドには乾燥時にフレットがはみ出す「バリ」を抑えるための
処理、コードが抑えやすいように作られた幅の少し広い指板、ウクレレの響きを
生かすために薄く削られたトップ、バックの板、と細かく研究されている。
アルヴィン・オカミ氏(パパ・コアロハ)によって創設され、現在は息子のアラン氏、
ポール氏の二人を中心に、家族全員で愛情を込めて一本一本丁寧に作られる
コアロハ・ウクレレ。
その暖かく煌びやかな音色は一度奏でれば忘れられないサウンドとして心に残る
と言われている。
これであなたもコアロハファンだね。
ボディ材:ハワイアン・コア材単板 ネック材:サペリ材
指板・ブリッジ材:ハワイアン・コア材
尚、現在ハワイではコア材の伐採を厳しく制限されており、アフリカや中近東の
コア材なども検討している。またハワイでは豊富にあるマンゴーの木も試験中
であると言う。
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