





現在ある2台のスチールギターはいずれも長年愛用しているCANOPUS(カノープス)の
オーダーメイドである。
久しぶりにピッキングパーラーのHPを開いてびっくり、製造中止の案内である。
代表の神谷保弘さんは米国ナッシュビルの Sho-Bud に入社し、スチールギターの製作に
おける基礎を学ぶ事に始まり、帰国後30年に渡りスチールギターを製作することだけに
没頭してきた。
そして人生の節目である本年をもって長年のライフワークである楽器製作にピリオドを打つ
準備を始めようと決心したのだ。
尚、奥さんの関万里子さんはプロのスチールギター奏者でCDも出している。
恐らく考えるに後継者がいないか、スチールギターそのものが絶滅危惧種で奏者人口が
減少傾向にあるのではないかなど推測される。
フェンダーもかなり以前に製造中止したが、その後フェンダージャパンが限定的ではあるが
製造を開始した。
カノープスのその後のことはわからないが残念でもある。
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