井沢 八郎(本名:工藤金一、1937年 - 2007年)は、日本の演歌歌手。
青森県弘前市出身。女優の工藤夕貴、元俳優でクラブDJの工藤正貴は実子。
二番目の妻は声優の青羽美代子。
中学卒業後、歌手を目指して上京。1963年に「男船」で東芝音楽工業よりレコードデビューを
果たす。デビュー第二弾の「あゝ上野駅」は井沢八郎の代表曲であると同時に、第二次世界
大戦後の日本の世相を反映する代表曲となった。他に「男傘」「北海の満月」などのヒット曲
がある。
伸びやかでハイトーンを特徴とする歌声で、晩年もショーやテレビ番組などで活躍していた。
私生活では料亭経営者の令嬢と結婚、長年連れ添い一男一女を授かった。2005年秋頃、
体調不良を訴え検査の結果食道がんが見つかり手術を受けるが、翌年5月にはがんが
リンパ節に転移。同年秋に再入院し、治療に努めた。
2007年、食道癌のため自身の転機の地でもある上野の永寿総合病院にて死去。69歳没。
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