
「最も偉大なジャズ歌手」と言われた米ジャズ歌手のアル・ジャロウさんが死去。
「歌の魔術師」と言われた米ジャズ歌手のアル・ジャロウさんが2月12日、米ロサン
ゼルスの病院で死去した。76歳だった。死因は明らかにされていないが、体調不良で
ツアーを中止すると発表したばかりだった。
ジャロウさんは、米音楽界の最高権威とされるグラミー賞を、ジャズ、ポップ、R&Bの
各部門で受賞。「現存する最も偉大なジャズ歌手」と称賛された。
米ウィスコンシン州出身。アイオワ大学で心理学を学んだ後、ナイトクラブなどで歌って
いたが、1975年にメジャーデビュー。独特の歌い方に加え、従来のジャズボーカルを打ち
破るスタイルに挑んで人気を得た。代表曲に「モーニン」や「奏でる愛」などがあるほか、
テレビドラマ「こちらブルームーン探偵社」の主題歌などさまざまなジャンルの曲を歌った。
著名なアーティストが参加したチャリティーソング「ウィ・アー・ザ・ワールド」でも歌っている。
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