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1955年スペイン舞踊を習い始める。1960年青山学院大学を中退し、スペインに渡る。
マドリッドでダンスを学び、当初は、日本人学生として好意的に受け止められていたが、
たまたま、アドバイスがあって裸足でフラメンコを踊る。この裸足での舞踏がフラメンコの
原型の再現ということで現地で絶賛される。
帰国後、フラメンコ以上に長嶺が取り付かれたのが、長唄、三味線などの古来からの日本の
音楽である。特に「娘道成寺」を聞いて心を深く揺さぶられ、間を得るため1000回レコードを
聴いたといわれる。
1980年、「道成寺」を上演。古典と現代舞踊の融合・復活を絶賛され、同年文化庁芸術祭
大賞を受賞。1982年、「道成寺」ニューヨーク公演。連日、大入りでアメリカでもダンサーと
して高い評価を得た。2001年紫綬褒章受章。
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