水の江 瀧子(1915年 - 2009年)は、日本の女優、映画プロデューサー、タレント。
1928年に東京松竹歌劇団に第1期生として入団。日本の女性歌劇史上初めて男性様に
断髪した男役で「男装の麗人」の異名を取り、「ターキー」の愛称と共に1930~40年代に
かけて国民的人気を博した。1942年の松竹退団後は劇団主宰、映画女優などを経て
1955年に日活とプロデューサー契約。日本初の女性映画プロデューサーとなり、石原
裕次郎を筆頭に、浅丘ルリ子、長門裕之、岡田真澄、和泉雅子、赤木圭一郎ら数々の
俳優や、中平康、蔵原惟繕といった監督を発掘・育成し、『太陽の季節』、『狂った果実』
など70本以上の映画を企画[注 1]、日活の黄金時代を支えた。また、『NHK紅白歌合戦』の
司会を2度務めたほか、『ジェスチャー』、『独占!女の60分』といった番組に携わった。
出生名は三浦ウメ子であったが、ロス疑惑の後、法的に水の江瀧子を本名とした。
スポンサーサイト