鶴田 浩二(1924年 - 1987年)は、日本の俳優、歌手。本名は小野 榮一。静岡県浜松市
出身。昭和を代表する映画スターとして数多くの映画やドラマに主演した。また歌手としても
多くのヒットを出し、独特の歌唱法でも有名だった。
女優の鶴田さやかは三女。
14歳の時に、俳優に憧れ当時時代劇スターであった高田浩吉の劇団に入団。此花商業学校
から19歳で関西大学専門部商科に入学するがその年に学徒出陣令により徴兵。終戦まで
海軍航空隊に所属し、その体験が人生に多く影響を及ぼした。また22歳の時に薬の副作用で、
左耳が難聴になってしまう。1951年公開の松竹映画「地獄の血闘」に出演した際、共演した
歌手の田端義夫に、歌唱方法についてのアドバイスを受け、以後、鶴田は「左耳に左手を沿えて
歌う」と言う独特の歌唱スタイルになった。
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