羽田 圭介(1985年生まれの32歳)は、日本の小説家。東京都生まれ、明治大学商学部卒業。
2003年、高校生と中学生の兄弟が憎み合い、「家庭内ストーキング」を繰り返すさまを独特の
表現で描いた「黒冷水」で第40回文藝賞を受賞。17歳での文藝賞受賞は堀田あけみ、綿矢りさと
並んで当時3人目で、当時最年少だった。
明治大学に進学し、2006年受賞第一作「不思議の国のペニス」を『文藝』に発表。2008年同誌に
「走ル」を発表、芥川賞候補作となる。大学卒業後は一般企業に就職するが、1年半で退職し
専業作家となる。2010年、第四作「ミート・ザ・ビート」で第142回芥川賞候補。2012年、「ワタク
シハ」で第33回野間文芸新人賞候補。2013年、「盗まれた顔」で第16回大藪春彦賞候補。
2014年、「メタモルフォシス」で第151回芥川賞候補、第36回野間文芸新人賞候補。2015年、
「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞候補。同年7月16日、同作で芥川賞を受賞。
お笑い芸人の又吉直樹『火花』との同時受賞や本人のキャラクターが話題となり、その後は
テレビ番組などマスコミへの出演が激増。2017年にはNHK新春スペシャルドラマ『富士ファミ
リー2017』に出演し、俳優デビューも果たした。
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