猪俣 公章(1938年 - 1993年)は、日本の作曲家、作詞家。
福島県会津坂下町出身。日本大学芸術学部音楽科を経て、古賀政男に師事。
森進一のデビュー作にして大ヒットとなった『女のためいき』を作曲、その後も森に
『港町ブルース』、『おふくろさん』、『冬の旅』などの大ヒット曲を提供する。
他にもテレサ・テンに『空港』、藤圭子に『京都から博多まで』や『女のブルース』、
水原弘に『君こそわが命』、五木ひろしに『千曲川』など、数多くのヒット曲を提供し
成功を収めた。
1991年、19歳年下の一般女性と結婚し一子をもうけるも、1993年に肺がんのため
死去した。55歳没。晩年は坂本冬美、マルシアを弟子入りさせ、自らの家に住まわ
せて育成したことでも知られる。なお、猪俣は生前 歌手だけでなく、里村龍一や
冬樹かずみ等々、音楽作家の育成にも力を注いだ。
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