













大原 麗子(1946年- 2009年)は、日本の女優。本名は飯塚 麗子。
老舗和菓子屋の経営者を父として、東京都文京区で誕生。北豊島高等学校卒業。
六本木野獣会に属し、大野伴睦の長男で東京放映の社長である大野直にスカウトされ、
芸能界入り。中尾ミエ主演の東宝映画『夢で逢いましょ』にも端役で出演していたが、
1964年、テレビドラマ『幸福試験』の出演でデビューし、翌年、東映へ入社。佐久間良子
主演の『孤独の賭け』で初めて本格的な映画に出演し、高倉健の『網走番外地』シリーズ、
千葉真一主演作品での助演、梅宮辰夫の『夜の青春』シリーズをはじめ、数々の映画に
出演したが、梅宮の主演映画では酒場のホステスやパンスケ役が多かった。1971年に
東映との契約切れを機に渡辺プロダクションに移籍。以降テレビドラマを中心に一転して
「しっとりとした日本的美人像」を演じ、映画『おはん』の魔性の女などさまざまな役を演じ分け、
独特の存在感を発揮した。
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