岩谷 時子(1916年 - 2013年)は、日本の作詞家、詩人、翻訳家。本名:岩谷 トキ子。
歌手・越路吹雪のマネージャーを務めたことでも知られる。
京城府生まれ。神戸女学院大学部英文科を卒業後に、宝塚歌劇団出版部に就職。
宝塚歌劇団の機関誌である『歌劇』の編集長を務めた。
当時タカラジェンヌで15歳の越路吹雪と出会う。2人は意気投合し、越路の相談相手となる。
越路が宝塚歌劇団を退団して歌手になりたいと相談したとき、岩谷も退職を決意。
小林一三が一人では不安だからと同行させて上京し、東宝文芸部所属になる。越路の付き人を
務めた。その後、自らが作詞家として成功しても自分の本業を聞かれるたび「越路吹雪のマネ
ージャー」と答えていた。
1951年から1963年までは東宝文芸部に所属。会社員として働く傍ら越路をサポートし、越路が
亡くなるまでの約30年間、マネージャーとして強い信頼関係で支え続けていた。
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