



南米はチリ、毎年9月18日の独立記念日には必ず踊ると言われる「クエカ」なる
民族舞踊がある。クエカは鶏の求愛行動を真似た踊りで、男女ペアになり、
白いハンカチを振りながら可愛らしく逃げる素振りを見せる女性を男性が追いかける
踊りなのだ。3曲続けて踊り、曲数が進むごとに男女の距離が縮まっていくのが情熱的
なラテンの雰囲気をよく表していると言われる。
衣装はフリルのいっぱい付いたカラフルな花柄のドレスを着た女性たちが集う。
開会式は土曜日の午後6時半に始まり、各区長のスピーチの後、区長を始めとするVIPが
クエカを踊り、それに続いて皆が一斉に踊り出す。この時期、チリのVIPは大統領以下、
必ずどこかでクエカを踊ることになっているのだ。
もともとクエカは文化から進化したもので生活そのものなのだ。
一度見てみたいと思っている。
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