





群馬県渋川市の伊香保で開催された「伊香保ハワイアンフェスティバル2009」。
8月2日(日)から6日(木)までの5日間開催された。
このフェスティバルは、伊香保とハワイの関係が深いことからスタートしたもので、
平成9年1月には、アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ郡との姉妹都市を締結し今年で
13回目を迎える。
有名な伊香保の石段を会場バックにフラが行われたり、メイン会場では、フラ競演会
の最高峰ハワイ「メリーモナークフェスティバル」の今年の総合優勝チームメンバーが
ステージで踊りを披露したりと数日間、伊香保の町がハワイアン一色に染まったのである。
今回驚いたのが、参加者の人数。一般の応募が約9.000人あり、その中から抽選
で選ばれた約5.000名の方が、老若男女問わず、1人の方から数十名のチームま
で次々と登場してくる。
中心は、やはり長年踊ってきた年輩の方が多く、4歳の女の子や、男性が踊っている
姿もあったり、現代フラから古典フラ、タヒチアンなど、思い思いの衣装で全員が楽しん
でいる雰囲気が出ていた。
またこの期間、伊香保の温泉に宿泊された人が対象となり、ハワイ旅行や宿泊券が
当たる大抽選会が行われ、内容盛りだくさんのイベント。
街角フラ・・・
伊香保町には、ハワイ独立国時代のわが国に残る唯一の史跡「ハワイ王国駐日代理
公使ロバート・ウォーカー・アルウィン別邸」が残されている。
伊香保は、明治の早い時期に、外国人を受け入れ、共に生活していたのだ。
そんな当時の伊香保人の心を伝え生かすために、伊香保町は、アルウィン・イキ夫人
が亡くなって以来途絶えていたアルウィン家との交流を昭和63年に再開、そして、
アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ郡との姉妹都市を平成9年1月に締結。
このハワイアンフェスティバルは、日本人のハワイ移民に尽力、明治新政府の経済振興
に貢献したロバート・ウォーカー・アルウィン氏を顕彰し、ハワイ郡との交流の絆を深める
とともに、ハワイ伝統文化を広く紹介し、ハワイ伝統文化愛好者の交流・親睦の集大成
となるイベントとして開催。内容的には次の通りである。
フラ・コンペティション(競技会)
総合優勝チームには来年の「ザ・メリーモナークフェスティバル」に出演できる権利が
与えられる
・フラセッション・ジャムセッション
フラ愛好者による交流発表会、ハワイアンバンドによる競演 。
・ケイキ・フラセッションかわいい子ども達によるフラの交流発表会 。
・街角フラ・街角ハワイアン
石段が観客席になった開放感あふれる会場でのフラやハワイアンの演奏 。
・メリーモナークショー
ザ・メリーモナークフェスティバル2009年総合優勝チームが踊る。
・ワイワイパーティー
生バンドの演奏に合わせて自由に踊る楽しいひと時。
・ウクレレ教室(チャリティー)
ウクレレを日本ハワイアン音楽協会の講師が指導。
・ハワイアンフェア
アロハシャツやハワイグッズなどのショッピングモールがオープン。
・ハワイ旅行抽せん会
期間中の宿泊者が参加可能の抽選会。
スポンサーサイト