


















シャンソン歌手の「岸洋子」が亡くなって18年が経とうとしている。
彼女の「希望」と言う歌が個人的に好きなので良くCDで聞いている。
岸 洋子(きし ようこ、1935年生まれ - 1992年57歳で死亡)は、日本の
シャンソン歌手、カンツォーネ歌手。本名:小山 洋子。
山形県酒田市出身。オペラ歌手を目指していたが膠原病(原因不明の難病)のため、
断念。病床で聴いたエディット・ピアフのアルバムに感動しシャンソンを志した。
越路吹雪が“魅せる歌手”と呼ばれることに対して、“聴かせる歌手”と呼ばれた。
1970年、日本レコード大賞歌唱賞は、岸洋子の『希望』であった。岸洋子の代表作
とも言うべきこの歌は、実は彼女のために作られたものではなく、倍賞千恵子のために
作られたミュージカルの曲だった。しかもこの歌は、岸洋子のみならず、シャデラックス、
フォーセインツという男性コーラスグループとの競作であった。『希望』は、
1968年岸がタクシーの中でラジオから流れてくるこの歌にひきつけられ、
曲の題名と資料を集めて、歌わせてもらうようお願いし、歌ったものだったのだと言う。
希望 (藤田敏雄作詞・いずみたく作曲)
希望という名の あなたをたずねて
遠い国へと また汽車にのる
あなたは昔の あたしの思い出
ふるさとの夢 はじめての恋
けれどあたしが大人になった日に
黙ってどこかへ 立ち去ったあなた
いつかあなたに また逢うまでは
あたしの旅は 終わりのない旅」
希望という名の あなたをたずねて
今日もあてなく また汽車にのる
あれからあたしは ただ一人きり
明日はどんな町につくやら
あなたのうわさも 時折り聞くけど
見知らぬ誰かに すれちがうだけ
いつもあなたの 名を呼びながら
あたしの旅は 返事のない旅
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