




「パンソリ」は韓國の文學的な要素と社會的な風習,文化及び諧謔的な内容に、
自然の音とその理に合うようにうまく整えられた韓國の音を加えて作られた、
独特な韓國民族の伝統音樂である。 一人の腸(歌う人)が,一人の固守
(小太鼓をたたく人)がたたく小太鼓の長短に合わせて,チァン (歌),アニリ(言葉),
ナルムセ(身振り)を混ぜていって、長い話をくりひろげる劇的な音楽で、
2~3時間にわたって行う民俗芸術形態の一部分なのだ。
つまり歌う人が一人で立って身振りをして、歌と言葉で<シムチョンジョン>や
<フンブジョン>と同じ長い話をくりひろげて行く韓國の傳統音楽の一部分が
「パンソリ」と言う。 これには小太鼓の伴奏が添えられて,小太鼓をたたく人
は音に合わせて"オルシグ" と叫んで氣分を高めたるもする。
「パンソリ」の内容は民衆が觀客になって,ピエロが歌腸になって始まったので,
その内容は率直で滑稽な人間觀と美意識が盛られた,庶民の生活話になっている
場合が多いのだ。
現在傳わるパンソリの中で代表的なものは <チュンヒャンガ>, <フンボガ>,
<スグンガ>, <シムチョンガ>,<チョッビョッガ>であるが、これを「パンソリ五庭」
と呼ぶ。
2003年にパンソリはユネスコの世界無形遺産に登録された。
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