















Slack Key Guitar(スラックキー・ギター)
スラックとは「ゆるめる」と言う意味で弦をゆるめた状態で独特の
チューニングで演奏する方法である。
そのチューニングの数は50とも100とも言われている。
代表的なものは上からD-G-D-G-B-Dが一般的だという。
これはハワイ独特のものでハワイアン達は誇りを持っているのだ。
歴史的に見ると1800年代にさかのぼる。当時牛の面倒を見るために
パニオロと呼ばれるヒスパニックカウボーイをメキシコから呼び寄せた。
その彼等がギターを持ち込んだのだ。当時のハワイにはウクレレしかなく
彼等の弾くギターに驚きの目を持ち、耳を傾けていた。
ある日彼等の忘れていったギターを弾いたハワイアンは聴いていた音に
近ずける為に弦をゆるめて弾いたと言うのが発端とされる。
それがあっと言う間に島々に伝わったと言う。
その第一人者といわれる「ギャビー・ハピヌイ」その弟子にあたる
「ピーター・ムーン」「フィッシャヤー&マリー」などあげることができる。
ギャビー・ハピヌイは1928年生まれ、数々の職につきながら独学で
この道を究めた人で、5人で「SUNG OF HAWAII」の名前でグループ活動をしていた。
現在はピーター・ムーンが中心となって若手を育成している。
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