














寅さんこと渥美清さんが亡くなって早15年の歳月が流れた。
その後も彼のファンが多くいることもうなづける。それほど愛されて
いたのだ。
渥美 清(あつみ きよし、1928年-1996年)は、日本の俳優。
本名、田所 康雄。東京都台東区車坂町出身。
1951年、東京都台東区浅草のストリップ劇場(百万弗劇場)の専属
コメディアンとなる。
1953年には、フランス座へ移籍。この頃のフランス座は、長門勇、
東八郎、関敬六など後に第一線で活躍するコメディアンたちが在籍し、
コント作家として井上ひさしが出入りしていた。
1954年、肺結核で右肺を摘出しサナトリウムで約2年間の療養生活を送る。
このサナトリウムでの療養体験が後の人生観に多大な影響を与えたと言われている。
また、復帰後すぐに今度は胃腸を患い中野の立正佼成会病院に1年近く入院する。
再復帰後は酒や煙草、コーヒーさえも一切やらなくなり過剰な程の摂生に努めた。
1956年にテレビデビュー、1958年に『おトラさん大繁盛』で映画にデビュー。
映画『男はつらいよ』シリーズの大成功以降は「渥美清」=「寅さん」
の図式が固まった。その後の活躍は周知の通り。
病気については1991年に肝臓癌が見つかり、その後は肺に転移しているのが
わかった。そして1996年肺がんの為死去68歳。
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