









「音楽は礼儀作法から」と唱えるのは三味線の家元本條流
「本條秀太郎」さんだ。
本條 秀太郎(ほんじょう ひでたろう、1945年生まれの65歳 )は、
日本の民謡・端唄・俚奏楽三味線の演奏者で、三味線音楽の作曲家である。
茨城県行方郡潮来町に生まれる。本名は高田 新司。
生家が潮来の花柳界に近かったこともあり、11歳より地元の篠塚みつに
ついて三味線を習う。1958年、三味線演奏家になるべく家族全員で上京し、
長唄を稀音家芳枝に、民謡を二代目大船繁三郎(民謡歌手 斉藤京子の実父)
にそれぞれ師事。高校卒業後、大船の紹介により民謡三味線の大家、
初代藤本丈の内弟子となる。
1971年、藤本流より独立し、『本條流』を創流、家元となり、
本條秀太郎を名乗る。秀太郎の芸名使用については師の藤本丈より許しを受ける。
『俚奏楽』を本條流の流儀の主体に据え、民謡・端唄・俚奏楽の3本柱での
活動を始める。
三味線・民謡・端唄の演奏家も多数育成し、高弟に金沢明子・高橋キヨ子・
成世昌平・神田福丸・本條秀五郎・本條秀邦らを輩出。
伴奏を手がける民謡歌手からの信頼も厚く、師である藤本丈に勝るとも劣ら
ない評価を得ている。
俳優の森繁久彌、片岡鶴太郎、朝丘雪路、音楽では細野晴臣、大瀧詠一をはじめ、
ジャンルを超えて本條の音色に魅了された著名人との交友関係も大変広い。
2007年 に 紫綬褒章を受章。
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