



バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)は、
1966年に結成されたアメリカのロックバンドである。
さまざまな音楽的要素を内包しながらも、そして、メンバーたちの
際立った個性がぶつかり合いながらも、密度の高い、調和のとれた
良質の作品を生んだ。その一方でメンバー間での対立
(とくにスティルスとヤングの対立)が絶えず、1968年に解散した。
活動期間は約2年と短かったが、その後の音楽シーンに大きな影響を与えた。
はっぴいえんどの細野晴臣ら、日本の音楽界への影響も大きい。
グループ結成のきっかけとなったのは、交通渋滞にまきこまれた路上で
スティルスとヤングがばったり再会したこと。のちに「ロック界の伝説」
として語られるエピソードのひとつである。
ヤングは、2000年のアルバムSilver & Goldで"Buffalo Springfield Again"
という曲を披露し、かつてのバンドメイトとの再会願望を歌うが、
2004年にブルース・パーマーが、2009年にはデューイ・マーティン
が他界したため、オリジナル・メンバーでの再結成は不可能となった。
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